「いいゆめ・ゆし・きぶん。」

イラストレーター佐藤右志の脳内備忘録ブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

心を贈る

誰かに贈り物を贈ること・誰かから贈り物を受け取ること。 どちらもとても嬉しいことですね。 人が人に贈ることができる贈り物には あらゆるものがあります。 なにも物品やお金に限らず、 言葉でもいい、メロディーでもいい、 踊りでも、ちょっとしたお手伝…

届かなかった手紙のその後

(この文章は2015年に書いたものです) 昨日は嬉しいハプニングがありました! 今から約10年前に、地元で絵画教室を主宰していた時の教え子からフイの連絡があったのです!! 当時、小学生だった教え子がインターネットを通じて私を発見してくれたみたいでして…

心はタイムラグを一瞬で超える

(2016年9月に書いた文章です) 面白いもので、去年くらいから、不思議な再会が我が身に頻発している。 去年の今頃のことだったか、10年前に絵の教室をしていた時の教え子からSNSを通じて不意の連絡をもらった。 当時小学4年生だった彼はもう高校生になってお…

海と溶け合う太陽

私の中には2人の自分がいる。 愚かしいほどに、感情に溺れる自分 と 恐ろしいほどに、無情に観る自分 優劣もなくどちらも同じ自分。 感情の海に溺れて苦しくなれば、そんな自分を高く空を飛ぶ鳥になってただ見つめる。 鳥になると楽だ。 視界がパッと開けて…

せつない星・優しい星

生きることはせつないことだなと思う。 今、この瞬間に見た景色の美しさが、 永遠に続くように思えても、 砂がさらさらと崩れてこぼれ落ちていくように、 一瞬の出来事として瞬く間に消えていく。 握りしめた雪が、 掌の中で溶けて無くなるように。 本当はわ…

和歌のような音律の歌

昨日は綺麗な満月を眺めるコトができました。 少し湿り気を帯びた柔らかな優しい光をたたえたしっとりとした月明かりに感じられました。 お月様といえば、『竹取物語』 TVでも放映されてましたが、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を思い浮かべます。 スケッ…

あたしの平成最後から二番目の誕生日

「お母さんがわたしを産んだから今日は美味しいものを一緒に食べられるんだね〜」 「わたしが生まれたから今日は美味しいものを一緒に食べられるんだね〜」 と、 のほほんと言いながら、今晩は親子水入らずでちょっと上等なお寿司を食べた。 そうだよね。 産…

春支度とハレとケ②

*2015年3月に書いた文章です。 「ハレとケ」といったらセットのように「ケガレ」という言葉が登場します。 文字通り「ケ(=日常)ガレ(=枯れ)」=穢れ=汚れという意味のことです。 「ハレ(=非日常)」とも違う、日常が枯れてしまうっていうのは一体どんな状況で…

春支度とハレとケ①

*2015年3月に書いた文章です。 こんにちは( ´ ▽ ` )ノだいぶ春めいてきました♪ 日に日に暖かい日が多くなってきましたね。 冬の間に着重ねた服も、一枚二枚とたけのこの皮を剥くように少しずつ薄着になりつつあります。 昨日、姉の娘で私の姪っ子ちゃんの卒…

夢と現実

(*2016年2月に書いた文章です) 昨日、Twitterにて気になるつぶやきを見つけた。私は善し悪しの判断抜きに自分の心にひっかかった、自分の感度が『ピン!』とか『もやっ』とするツイートはメモ代わりにリツイート若しくはふぁぼる傾向にあり、今回もそうして…

桃の花

立春、旧暦元旦(春節)もすぎると、だんだんと春に向かっていく気配を感じ始めます。 私はお花がとても好きなんですが、 お花は、暦の節目毎の行事に欠かせない、季節の移り変わりを身近に感じることができるごくごく身近な自然ですよね~。 そして、冠婚葬祭…

節分って本当は何だろ?って考えてみました。

(この文章は2016年2月にかいた 文章です) 「花は花。花の形を問うものなどいやしない…」(独り言) 早いもので、今日から2月!そして、そろそろ節分ですね~。 すっかり世間は恵方巻きとバレンタインデー商戦一色ですけどね…(^▽^;) さて、節分といえば「鬼は~…

雪を想う

(2016年1月、年始に書いた文章です) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一昨日、大雪が降りました! 数日前の春の様な陽気がウソだったように朝眼を覚ましたら一面の銀世界。 私はそれを見て小躍り!「長靴用意して新雪にサクサク足跡つけながら出かける…

だから橋を架け続ける

(この文章は2016年9月に書いたものです。) 最近、あらためて「コミュニケーション」について考える機会が立て続けにありました。そもそも、コミュニケーションってどーゆーことなのかって、根本的な初歩的なところをもう一回ちゃんとやっておきなさいよーっ…

置かれた場所で咲く

(この文章は2017年1月1日にかいたものです。) 人がこの世を去る時、その命と引き換えに、どんなものにも代え難い素晴らしいプレゼントをこの世に残していく。 残された人が、その後を生きていくための”光”を必ず残して人はあの世へと旅立つ。 宮沢賢治さんの…