「いいゆめ・ゆし・きぶん。」

イラストレーター佐藤右志の脳内備忘録ブログ

食べるは生きる その3

なんで人はご飯を食べるんでしょうね?


近頃は健康維持の為の色んな食事スタイルの人がいるよなぁと思ったり。


ベジタリアン
粗食中心の食事、
炭水化物なし、
食べ合わせや食べ順。。


選ぶ食材や食べ合わせ、方法もバラエティーに富んでます。


やってみたらすごく効果があった、なかったというのは人それぞれ。良い悪いではなく、各々の方法や摂取する食材の質がどれだけそれぞれの人の体質にマッチするか。単に合う合わないなんでしょう。。


最近では1日1食とか2食とか、腹6分~8分とか、よく噛むとか、週末断食とか、食事時間帯とか、食事摂取量の方法も色んなスタイルがありますよね。


私も基本1日2食です。


飽食で、栄養過多、生活習慣病が万延する現代人には3食とか満腹よりも、量を減らしコントロールするのはかえって良いんじゃないかと私も思います。


その方が燃費いいし(笑)


成長期の子供とか肉体的に栄養を沢山必要とする人は別として。


昔の人も1日2食だったりしましたしね。。


量を減らす。


それどころか、以前何かで読んだのですが、水以外全くなにも飲まず食べずに”気”だけを取り入れながら何年も普通に生活しているなんて人も実はいらっしゃったりするみたいですね。。

 

…せ、仙人!?( ̄◇ ̄;)


…リアル霞を食べている?!( ̄◇ ̄;)


食事スタイル以前に最早、生命維持活動でもある食事という行為をやめてしまってるんですから。。それでも生きられるんだ、、、って驚きましたが。。


うーむ。。


…食べなくては生きられないってのはもしかしたら思い込み?食べずに生きることがほんとはできるのかも?


 

たしかに時々、食べることが面倒くさくなることもあります。


いっそ食べないで済むなら色々と楽だろなって。


これは断食の時の強烈な感覚体験が由来かもしれませんが、、、


断食中、ある一定の状態を超え食べない状態に慣れてくると、不思議と何を見ても全く食べたいと思わなくなります。


あの時の「食べなければ生きていけない」という絶対に逃れられない根本欲求の呪縛からの大きな解放感。。


あれがね。。(笑)

 

それから意外と日々、「食べる」ために時間をたくさん割いて生活してますし。


3食食べる時間。
3食作る時間。
食材を買う時間。。
食後の片付け。。


食べる行為がなくなったら時間も増える?


オマケに食べ過ぎ由来の病気も減る?

 

これだけ生活の中で時間を割いているということは、それだけ生きていくうえで「食べる」って重要な行為ってコトなんでしょうし、健康まで左右されるコトなわけでして。。


…なんか食べない方がもしかしたらちょっといいんじゃない?


 


と、おもったのですが、もし食べなくても生きられたとしても、やっぱりなにも食べないって楽しくないかもな。


面倒くさくても食べる行為をやめるって生きる楽しみを放棄するみたいでつまらないかもしれない。。


文字通り「味気ない」


人生から味を奪われちゃうんじゃないだろか。。


味は「どう感じる?」のセンサーで。


自分の素直な感情への直通センサー。


そのセンサーを放棄しちゃったら、人間である意味なくなっちゃうような気がする。。


そのセンサーで感じた喜怒哀楽が生きてる世界を文化を作ってるんだものね。。


だから人間は究極、潜在能力的に食べなくても平気なのかもしれないけど、やっぱり肉体があって食べることができる以上は食べたり飲んだりすることを楽しんだ方が絶対面白いよな~っと思ったのでありました。


「食べる」は世界を感じる喜怒哀楽の感情センサーだからね。