しみじみ「食べる」って行為は不思議だなって思います。
なんで食べるんですかね?
食べなきゃ死んじゃうんでしょうけれど。
単なるガソリンみたいに生きるための動力のエネルギー補給なんですかね?
だとしたらエネルギーになればなんでもかんでも食べちゃえばいいのでしょうが、そういうわけにもいきません。
食べられるもの、食べられないものがありまして。
そして食べられるか食べられないかをなにをもって判断するのか。。
食べた時にどう感じるか。
美味しいか、不味いか。
いわゆる味覚さんの出番です。
甘い、辛い、塩っぱい、酸っぱい、苦い、、、旨い、、、
熱い、冷たい、サラッ、ツルッ、ネバッ、ねとっ、ふわっ、ふかっ、ザラッ、とろっ、ポロッ、ほろっ、ヌメッ、カリッ、サクッ、ボリッ、ガリッ、もちっ、べチャッ、ぐちゃっ、ジュワッ、シュワッ、ピリッ、ビリッ、ジンジン、ツーン、、、
オノマトペにしたら、沢山でてきますね、食感が。色んな舌触りの第一印象たち。
まだまだあるんでしょうが。
オノマトペだけみると、味覚を感じる食感は触覚と似てますね。味覚と触覚は五感の中でも感覚的にすごく近いのかも。
舌触りですものね。
そこから連想して。
赤ちゃんが生まれて一番最初の食事がおっぱい。そして、だんだん歯が生え始めて離乳食になって。だんだん固形物を食べられるように。
母乳って確か、血液と同じ成分なんですよね。味覚でいうとあまり美味しくなさそうだけど、一番最初に覚える味なんですよねぇ~。
ちなみに私は残念ながら母乳味をしりません。ミルク育ちなんで。。
それから、赤ちゃんの時期はなんでもかんでも先ずは口に入れて食べられるか食べられないかをやりますね。食物以外に。
兎に角、口に入れて確認する。
口で判断。
自分以外のものを確認する作業の入り口が「口」。漢字そのままですね、まさに「入り口」(笑)
すごく原始的ですよね~。
唇からなんだよなぁ。
ちなみに唇の形って葉っぱの形とか天の川銀河を横から見た形にも似てますよね。
言葉を発するのも唇だし。
…あぁ、連想がめくるめく広がりました(笑)
「食べる」っていうのは自分以外を確認するって事=自分を確認するって事なのかもしれないなぁ。