(この文章は2015年3月に書いた文章です。)
野球といえば、甥っ子のやまと。
地元の少年野球チームに所属していて、毎週末になると朝早くから練習に試合にと頑張っているらしいです。
なにやら随分上達したようで、なかなか活躍しているらしいのですが、、、
「…ふっ、
そりゃそうでしょ。。。」
と、遠い目をしながら思ってしまう私。
…そう遠い目をしながら、、、
( ̄ー ̄)
…
…
ええ、ええ、
彼には相当付き合いましたからね、私。
( ̄ー ̄)
彼が小さい頃、どれだけ野球に付き合ったことかっ!
それはそれは忘れもしませんよ。
真夏の1対1野球の日々を…
( ̄ー ̄)
当時5歳のやまとは野球を覚えたてで、野球で遊ぶ時にはバッティングがメイン。ボールをいかに遠くまで打てるようになるか練習したくて仕方なかったようです。
従いまして、そんなやまとくんに付き合う2人野球は常に、
やまと→バッターのみ
私→ピッチャー
ファースト
セカンド
サード
ショート
ライト
レフト
センター
時々キャッチャー
攻守の交替一切なし!
という、圧倒的に不公平な対戦スタイルでした。
ええ、ま、5歳児相手ですからね。。
…
…
…ところが、
やまとくん、パッカンパッカン遠くまで打ちまくりましてね。
!!( ̄◇ ̄;)
5ちゃいだからと舐めておりました
身体が小さいのでストライクゾーンが狭く、更には打ちやすいようにとピッチャーとしては丁寧にゆっくりいい球投げてあげていたわけですよ。。
そしたらですね、
容赦ない5歳児の彼は右に左に真ん中にと
ナイスミート連発しまくるんですね…
あぁ、優しい叔母心が仇となり
私はピッチングするや、即、外野手に早変わりです。
後ろを誰も守ってやくれてませんからね。
真夏の公園をいい大人が必死に白球を追いかけている間に、5ちゃいの彼は架空のベースを一塁二塁三塁とぐるぐる嬉しそうに走ってホームイン。
…って、おいっ!!!(ーー;)
不利だよ不利っ!
不公平だよ不公平っ!
しかしながら、相手は5歳児。
唯我独尊。
理屈なぞ通じません。
「まぁ、彼のバッティング技術が向上すれば良い」と大人的理由で、「こんなことはなんでもないさ」的な顔をして、圧倒的理不尽を飲み込んで付き合い続けるも、そんな大人なぞに全く遠慮なく続く容赦ないやまとくんのナイスバッティング…
延々と続くランニングホームラン。。
永遠に来ない守備交代。。
あぁ、、いつの間にか、自らがピッチングマシーンを兼務しながら、やまとくんのノックを受けているような図。。高校のソフト部時代の真夏のノックの再現か!
あの5歳児は、天使のように無邪気なお顔をして、なんてサディスティックなんでしょう!
(T ^ T)
こんな1対1野球の相手をよく日が暮れるまで付き合ってあげたのですよ。私。
やまとよ、忘れたなんて言わせんっ!
忘れてたって、
いつまでもずっと応援し続けてやる!