「いいゆめ・ゆし・きぶん。」

イラストレーター佐藤右志の脳内備忘録ブログ

骨を美しいと何故思うのか、ずっと考えていた。 晩年、癌を患い痩せ衰えてしまった父の姿を折に触れよく思い出す。 よく人は、病によって痩せ衰えていく人の姿をみて憐れむが、何故だか私は病床時痩せゆく父をみてそう感じることがなかったように思う。もち…

心を贈る

誰かに贈り物を贈ること・誰かから贈り物を受け取ること。 どちらもとても嬉しいことですね。 人が人に贈ることができる贈り物には あらゆるものがあります。 なにも物品やお金に限らず、 言葉でもいい、メロディーでもいい、 踊りでも、ちょっとしたお手伝…

笑う門には福来る。

私は自分に誇れる生き方ができてるかな? 私は自分に誇れる生き方がしたいな。 そもそも自分に誇れる生き方ってなんだと思う? 自分はすごい人だねって賞賛されてドヤ顔することなのかな? 自分は正しい人間だとヒーロー気取りすることなのかな? 自分は誰か…

届かなかった手紙のその後

(この文章は2015年に書いたものです) 昨日は嬉しいハプニングがありました! 今から約10年前に、地元で絵画教室を主宰していた時の教え子からフイの連絡があったのです!! 当時、小学生だった教え子がインターネットを通じて私を発見してくれたみたいでして…

心はタイムラグを一瞬で超える

(2016年9月に書いた文章です) 面白いもので、去年くらいから、不思議な再会が我が身に頻発している。 去年の今頃のことだったか、10年前に絵の教室をしていた時の教え子からSNSを通じて不意の連絡をもらった。 当時小学4年生だった彼はもう高校生になってお…

海と溶け合う太陽

私の中には2人の自分がいる。 愚かしいほどに、感情に溺れる自分 と 恐ろしいほどに、無情に観る自分 優劣もなくどちらも同じ自分。 感情の海に溺れて苦しくなれば、そんな自分を高く空を飛ぶ鳥になってただ見つめる。 鳥になると楽だ。 視界がパッと開けて…

せつない星・優しい星

生きることはせつないことだなと思う。 今、この瞬間に見た景色の美しさが、 永遠に続くように思えても、 砂がさらさらと崩れてこぼれ落ちていくように、 一瞬の出来事として瞬く間に消えていく。 握りしめた雪が、 掌の中で溶けて無くなるように。 本当はわ…

和歌のような音律の歌

昨日は綺麗な満月を眺めるコトができました。 少し湿り気を帯びた柔らかな優しい光をたたえたしっとりとした月明かりに感じられました。 お月様といえば、『竹取物語』 TVでも放映されてましたが、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を思い浮かべます。 スケッ…

あたしの平成最後から二番目の誕生日

「お母さんがわたしを産んだから今日は美味しいものを一緒に食べられるんだね〜」 「わたしが生まれたから今日は美味しいものを一緒に食べられるんだね〜」 と、 のほほんと言いながら、今晩は親子水入らずでちょっと上等なお寿司を食べた。 そうだよね。 産…

春支度とハレとケ②

*2015年3月に書いた文章です。 「ハレとケ」といったらセットのように「ケガレ」という言葉が登場します。 文字通り「ケ(=日常)ガレ(=枯れ)」=穢れ=汚れという意味のことです。 「ハレ(=非日常)」とも違う、日常が枯れてしまうっていうのは一体どんな状況で…

春支度とハレとケ①

*2015年3月に書いた文章です。 こんにちは( ´ ▽ ` )ノだいぶ春めいてきました♪ 日に日に暖かい日が多くなってきましたね。 冬の間に着重ねた服も、一枚二枚とたけのこの皮を剥くように少しずつ薄着になりつつあります。 昨日、姉の娘で私の姪っ子ちゃんの卒…

夢と現実

(*2016年2月に書いた文章です) 昨日、Twitterにて気になるつぶやきを見つけた。私は善し悪しの判断抜きに自分の心にひっかかった、自分の感度が『ピン!』とか『もやっ』とするツイートはメモ代わりにリツイート若しくはふぁぼる傾向にあり、今回もそうして…

桃の花

立春、旧暦元旦(春節)もすぎると、だんだんと春に向かっていく気配を感じ始めます。 私はお花がとても好きなんですが、 お花は、暦の節目毎の行事に欠かせない、季節の移り変わりを身近に感じることができるごくごく身近な自然ですよね~。 そして、冠婚葬祭…

節分って本当は何だろ?って考えてみました。

(この文章は2016年2月にかいた 文章です) 「花は花。花の形を問うものなどいやしない…」(独り言) 早いもので、今日から2月!そして、そろそろ節分ですね~。 すっかり世間は恵方巻きとバレンタインデー商戦一色ですけどね…(^▽^;) さて、節分といえば「鬼は~…

雪を想う

(2016年1月、年始に書いた文章です) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一昨日、大雪が降りました! 数日前の春の様な陽気がウソだったように朝眼を覚ましたら一面の銀世界。 私はそれを見て小躍り!「長靴用意して新雪にサクサク足跡つけながら出かける…

だから橋を架け続ける

(この文章は2016年9月に書いたものです。) 最近、あらためて「コミュニケーション」について考える機会が立て続けにありました。そもそも、コミュニケーションってどーゆーことなのかって、根本的な初歩的なところをもう一回ちゃんとやっておきなさいよーっ…

信じぬく力

遅ればせながら、年始に映画「君の名は」のテレビ放映を見た。社会現象にもなるほどの世界的な大ヒットアニメなだけにずっと気にはなっていたものの、なかなか映画を見ずに今日まで至っていた。放送直前にたまたまツイッターのタイムラインに流れてきたツイ…

置かれた場所で咲く

(この文章は2017年1月1日にかいたものです。) 人がこの世を去る時、その命と引き換えに、どんなものにも代え難い素晴らしいプレゼントをこの世に残していく。 残された人が、その後を生きていくための”光”を必ず残して人はあの世へと旅立つ。 宮沢賢治さんの…

胸を貸したり借りたり

(この文章は2016年1月に書いたものです。) 今日は成人の日ですね~。 成人式を迎えられる20歳のみなさん、御目出度うございます! そんなわけで自分の成人の日を思い出しながら、成人って何だろうと想いを馳せてみよう。 そうそう、自分の成人式は関東地方に…

『邪魔になったサンタクロース』

*2015年12月 第四回目の「超ショートショート講座」で作った自作ショートショートです。 『邪魔になったサンタクロース』 作・わたし 時は2015年、師走。 年の瀬がせまる夜の街。 街路樹は煌びやかなイルミネーションに彩られ、街ゆく人々はあと数日にせま…

縁は異なもの味なもの

(この文章は2016年11月に書いたものです。) 人との出会いほど面白いものはない。 人とのご縁とは本当に不思議。 縁は異なもの味なものとはいうけれど。 (ここでは男女に限らず、全てのご縁、人脈に関して) 本当にそーだなと思う。 老若男女、国籍問わず、 色…

球根

(この文章は2017年1月17日に書いたものです。) 唐突ですが、私は球根がすきです。 なんか、かわいい。 ぽこっと丸くて。 手のひらにおさまるサイズも。 仲間みたいな、どんぐりとか木の実とか種とかお豆もすき。 つぶつぶ。丸いこたち。 やっぱり、かわいい…

一対一野球の手の抜き方

(この文章は2016年11月に書いた文章です。) 以前、「一対一野球」という、甥っ子が小さい頃によく野球の遊びと称した練習に付き合っていた話を笑いを込めて書いたのですが(一本前の11月30日の記事)、そういえばと、思い出したことがあります。 それは、”一対…

一対一野球

(この文章は2015年3月に書いた文章です。) 野球といえば、甥っ子のやまと。 地元の少年野球チームに所属していて、毎週末になると朝早くから練習に試合にと頑張っているらしいです。 なにやら随分上達したようで、なかなか活躍しているらしいのですが、、、 …

”死への抵抗”から”死の受容”へ、そして”今を生きる” 私的 ボルタンスキー考 その2

(この文章は2016年11月1日に書いたものです。) 春から始まったボルタンスキー作品を巡る、巡礼の旅の締めくくりとして、秋の巡礼の旅の地”豊島”に、再び訪れました。 春季と同様、自転車にて、風を感じながらの自然豊かな島巡りを満喫しました。 秋の豊島は…

”死への抵抗”から”死の受容”へ、そして”今を生きる” 私的ボルタンスキー考 その1

(この文章は2016年10月28日に書いたものです。) 今年は、瀬戸内国際芸術祭の春季で、ボルタンスキー作品の「心臓音のアーカイブ」に出会って以来、秋分の日から始まった東京都庭園美術館での個展へも足を運ぶことになり、知らず知らずのうちに、何故か、ボル…

あきちゃった天使

(以前作ったショートショートです) なんかさぁー、 あきちゃったんだよね、天使。 まず、羽。 飛ぶのがさ、けっこう重いわけよ。 飛んでばかりいるせいか、 足が退化しちゃってねぇ。 足腰きたえないと 寝たきりになっちゃう。 まぁ、なかなか年もとらないか…

自立

ダブルバインドの連鎖 ピラミッド型社会 力の奪い合い 不信感と不安感 そういうのなんかしんどいね。 正義感からの怒りのエネルギーは パワーは強いけど 最後には 自分にも毒がまわって、 自分も焼き尽くしてしまうね。 もう そういう原動力は 卒業したいな…

一番身近な自然

(*2016年2月に書いた文章です) 自然と向き合う。自然のなかで暮らす。 そう問われた時、大抵は、木とか森とか山とか川とか海とか、そこに暮らす野生動物とか自然環境保護だったり、都心での緑化とか家庭菜園、ナチュラルライフ的なことを思い浮かべることか…

私の太陽

(*2015年7月に書いた文章です) 昨日は土用の丑の日でした。 確か、暑気払いとして、うなぎを食べるということだったか。 いよいよ夏本番の暑さになってきた。 白昼、ジリジリと照りつける陽射しが肌を焼き、汗がじわりと吹き出し滴り落ちる。 緑は青々と繁…