「いいゆめ・ゆし・きぶん。」

イラストレーター佐藤右志の脳内備忘録ブログ

泥に咲くハスの花

俳優、成宮寛貴さんの引退という寝耳に水なニュースがなぜだか妙に心にひっかかった。

 

そして、なんとなく「泥の中で咲くハスの花」が思い浮かんだ。

 

ハスの花は泥の中から首を出し、美しい花を咲かせる。汚い泥水だからこそ、大きな美しい花を咲かせるらしい。

 

よく、泥水を人生における苦境や困難と例えて、哀しみや苦しみによって美しい花を咲かせると、仏教的な意味合いで語られる花でもある。極楽浄土の花などとも呼ばれる。

 

花言葉は「清らかな心」とか「神聖」「沈着」など。

 

そして、ハスの花といったら蓮根。今時期、収穫期を迎え食卓に並ぶ、あの蓮根。天ぷらにしたり、きんぴらにしたりと美味しいあの蓮根は、ハスの花が咲き終わった後に泥の中の地下茎が栄養を蓄えて太ったものだそうだ。

 

ちなみに蓮根はとても栄養価が高い。

 

ビタミンも豊富で、風邪やアレルギーの喘息や花粉症にも効果があるそうだ。

(流行病が席巻する今時期、意識的に食してみるのはどうだろう?実に理にかなっている…)

 

それから、蓮根は縁起物でもある。

蓮根の沢山空いた穴を「先を見通す」に通じるとして、おせち料理などの慶事の食材として用いられる。

 

汚い泥水を吸って、夏に美しい大輪の花を咲かせるハスの花の命はわずか4日であっても、その後にはさらに、汚い泥の中で沢山の栄養を蓄えた蓮根として豊かに実る。

 

花も実も最後には結実する。

 

なんて豊かな花なんだろう…

 

 

そんなハスの花と蓮根を思い浮かべながら、話を最初にもどそう。

 

俳優の成宮さんといえば、周知の通り、演技力があり容姿端麗でとても魅力的な俳優さんというイメージだけれど、なぜだか私の中では、昔、「ウルルン滞在記」に出演されていた時の成宮さんのイメージがずっと残っている。

 

番組では、成宮さんはフランス・パリの花屋さんでフローリストとして修行されていた。その様子は、とても生き生きと楽しそうだった。

 

そして、なにより花を扱うセンスが素晴らしかった!なんて感性の豊かな方なんだろうと、勝手に感動した覚えがある。それから、お洒落なパリのお花屋さんが本当にとてもお似合いだった。

 

「男性女性」といったジェンダーの観念的な背景とか、はたまた文化的要因からなのか、よくわからないけれど、残念ながら、日本では、日常的に花を愛でたり、贈ったりする習慣を持つ男性が少ないという印象が私の中では強いせいか、余計、テレビで見たフローリスト修行をする成宮さんの姿がとても自然体で印象深かったのかもしれない。

 

(誤解のないように書いておこう…日本にも素敵な男性フローリストさんはたくさんいらっしゃるし、花の愛好家もたくさんいらっしゃいます)

 

一方で、幼い頃から色々とご苦労されてこられたということも、別の番組で知った。そして、その話もとても印象深かった。

 

人が誰かに対して感じて受け取る印象というのは、発信する人の意志とは無関係に、その時々で受け取る人それぞれのものとなってしまうわけだけれど、今回、なぜだか私はこんなことを思い出した。

 

大好きな俳優さんだ。

これからも変わらずに、ご活躍を陰ながら応援している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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偏愛上等!


以前、虫を偏愛する「虫屋さん」の虫愛に感動した感想をサクッと書きましたが、そういえば私にも偏愛する生き物が身近に、、、

 

そう、それは、、、

我が家で溺愛しているウーパールーパー2匹。

 

栗顏のルーさん!(ゴールデン)

イチゴ大福顏のウーさん!(リューシ)

 

こ・の・こ・た・ち(笑)


…(。-_-。)ぽ


我が家の自慢のウパたちです!

 

きゃーっ!(≧∇≦)

 

 

…不思議なんですけど、日に日に愛が増すんですよね~。
いつまでたっても全然、飽きないんですよね~!長年一緒に暮らしていた、星になった愛犬あーちゃんの時もそうでしたが!


このこたち、特段なにか芸をするわけでもないし、私に直接なにかするわけでもないんですが。ただ日がな一日のほほんと、水中でそよそよしてるだけなんですが(笑)水中生物ですからスキンシップできませんしね。


でも、でも、、、


見るたびにキュンキュン、一人悶えているんですよ私!かわいくてたまらないんです!

突然、発作的にたまらなくなって、
「きゃ~わ~いい~~っ!!(ハートがいっぱい周りを飛ぶ)」
と、叫んでしまいます!


(。-_-。)デレッ


どうすればこのトキメキがとまるんでしょうかね?目下のところ、それが悩みです!


ウパにトキメキ悶える日々!(笑)


かわいいんですよ~。


あはは(^ ^)

 

こんなノロケる姿はバカ丸出しですが、何かをとことん好きになるって、バカになるってことなのでしょうね!


なりふり構わない。
人が何と言ってもどーでもよいしやめられない。


偏愛って、そういうことなんだろね。


他を否定したり排他的になるってわけではなく、ただ自分が理屈抜きに好きだってことだけを見つめ、とことんバカになって追求し続ける。


だから、偏ってよいのです。


集中しすぎてたまに周りが見えなくなっちゃうことも、まぁあるでしょう(笑)
夢中ですから(^_^;)


でもそのくらいに一つくらい何かにのめり込んで完全燃焼できるものがあればよい。


自分は絵を描いたり、文書いたり、ものを作ることですが。

 

「踊る阿呆に見る阿呆、
同じ阿呆なら踊らな損損」


見る阿呆でも踊る阿呆でも、どっちでも阿呆になってしまうくらい何かに熱中夢中になればよし。

 

わたしは踊る阿呆でいつづけたいな~。

 

わはは(^ ^)

 

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自然界はシンメトリー。写真家・今森光彦さん『自然と暮らす切り紙の世界展』に行ってきました!

今日、たまたまテレビをつけたら写真家の今森光彦さんがトーク番組に出てらして、つい嬉しくて見入ってしまいました。大好きなんです!

 

生き物への愛に溢れてる!

フィールドワークが楽しい!

わくわくする!

 

いーなぁー!

わたしもフィールドワークしたいなぁ!里山に住みたいなぁ!できればミニ里山開墾してそこで実ったものを食べたり絵を描いたりしながら暮らしたいな!もっと知らない土地に出かけて、色んな人に出会って、虫とか花とか生き物見つけて愛でたいなぁ!女今森さんになりたいなぁ〜〜。って、思いながら見てました。ははは。

 

面白いなぁって思ったお話が、日本の里山について、「熱帯雨林は大きな歯車みたいなもので、一ヶ所ダメになると一気に崩れるけれど、日本には星の数ほどに小宇宙のような小さな里山がたくさんあって、細かくそれが集まって日本ができているから本当は強いんです。」という内容。

 

海があるところも里山とお考えだそう。

北海道から沖縄まで縦長の地形の、海もあって山もある日本。きっと知らないだけで色んな里山がてんこ盛りなんでしょうね!そんなに面白い場所がたくさんあるのに、このまま知らないで終わっちゃうのはなんかもったいないなぁ〜。

 

今まで見逃しちゃったけど、今森さんの監修の里山の番組全部みたくなりました。そして、行ってみたいな!

 

去年、日本橋にて今森さんの切り紙の作品展に行った時の感想を書いたことを思い出したので一緒にアップします。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 (*2015年5月に書いた文章です)

 

GW中に日本橋三越にて開催されていた、写真家の今森光彦さんの展覧会『自然と暮らす切り紙の世界展』に行ってきましたので感想を。

 

写真家の今森光彦さんは生まれ育った滋賀県の琵琶湖を望む田園にアトリエを構えられています。そして、世界各国を訪ね、生物の生態を追求し広く世界の辺境まで取材をされています。又、里山保全活動や幅広い野外活動などもされていらっしゃいます。

 

今森さんのもう一つのお顔は「切り紙作家」。今回の展示では、平面から立体まで約300点程の切り紙作品を展示されていました。


ちょうど今森さんのトークショウのタイミングで、ご本人から制作についての色んなお話を直接聞くことができました(^ ^)


先ず、ご自身のアトリエは自ら土地を開墾して元々あった檜を伐採し、クヌギやコナラなどの雑木林を植えて、里山の生態系を作られたとのこと。そこには色んな虫や花が育っているそうです。


そして、そこに住む虫やお花などを主にモチーフに切り紙を制作されているそう。


切り紙作品はどれもハサミ一本だけで作られたというのだから驚きです!


カッターなどは一切使わないそうです。


基本的には、切り紙は紙を二つに折ってシンメトリーに切り上げるそう。
それが今森さんの切り紙の原点。


なぜなら、自然界は左右対称のシンメトリーで構成されているから。


虫も魚も鳥も花も葉っぱもなんでもシンメトリーですものね。


うん。ほんとに。


歳時記を彩る自然のモチーフの切り紙もたくさん展示されていました。


花、雪、野菜、栗、兜、鯉のぼり、お雛様、鶴、海老、、、


そして、白地の背景に色紙を何枚も重ねてコラージュのように作られた切り紙作品は少しデフォルメされた形が面白く色鮮やかで躍動感にあふれ圧巻でした。

 

今展示作品の図録のトケイソウとハチドリの切り絵。美しかった!


こちらの作品は、シンメトリーに切り上げる切り紙とは違い、しっかりとしたスケッチと”計画”をもとに制作されるとのこと。


なるほど、なるほど。


形のデフォルメ、影の色合い、花と生き物の構図と画面構成。綿密な計画がないと仕上げられないですよね。

みていてワクワク。

ほんとに素敵でした~。


唯一の立体作品の昆虫の立体切り紙。
楽しかったなぁ~!


ヘラクレスオオカブトノコギリクワガタ、カブトムシ、オオムラサキアサギマダラ、、、

今にも羽を広げて飛び立ちそうな色とりどりの41匹の虫たち。


ずっと眺めていたかったなぁ。

自分も作って愛でたい!

なので作り方の本を買ってしまいました!

夏休みになったら、甥っ子姪っ子たちと作って遊ぼうかなと今から楽しみにしております。


今森さんの住んでらっしゃる滋賀県は、二番目の姉一家が数年前に住んでいたこともあり、しょっちゅう遊びに行っていたので、とても身近に感じる場所です。よく琵琶湖近辺や信楽にも行きました。懐かしい。


そんなことも思い出した展覧会でした。


今森さんの今後の里山や生態系保全の活動にも引き続き注目していきたいと思います。

しろめとよりめ

子どもの遊びについて。

 

子どもたちの遊びといえば、以前、甥っ子姪っ子の間でやけに白目や寄り目が流行りまくっていたことがありました。


…「あー、やったやった~。昔よくやったわぁ。こどものやることは世代がちがってもホントにかわらないなぁ~。。」


と思いながら、叔母のわたしは、しばし白目な彼らをみておりました。


ただひたすら白目になって、ちゃんと出来てる出来てないをいちいち張り合い、どっちが上手いか、すぐできるか、ちゃんとマスター出来るまでただひたすらずっとやってるんですけどね。。


白目に命懸けのそんな彼らを横目に、ひそかに私は思っておりました。。


…「ふふふ、、まだまだね。。」
( ̄ー ̄ )☆クスッ


ええ、ええ、

私も小さい頃、ひたすら練習しましたから。白目にかけては彼らの先輩です。


自分でいうのもなんですが、結構得意ですし。


…って全然、羨ましがられませんし、自慢にもなりません。でも得意です。単に目が大きいので白目の部分がみえやすくやりやすいだけなんですけどね。


(。-_-。)ぽ

 

「できるよ!ほらみてみて!」

と、こどもたちが次々に自慢気に白目&寄り目を披露してくれたのですが、そのうち


「めめもできる?やってみて!」
と、ご披露する流れに。。(ーー;)


(私は目が大きいので、彼らから”めめ”と呼ばれております。)


「ふふん」と、自慢気に格の違いをみせつけ、請われてもいないのにコツをレクチャーもしてあげました。

「おーー!すごいすごい」と大喜びの彼らは「もう一回やって~!」とすかさずにアンコール。


Σ(゚д゚lll)はっ


…(し、しまった、、、)




…こどものアンコールとはエンドレス。。


エンドレス白目かっ!


…(ーー;)調子にのるんじゃなかったな。。仕方ない、やったるか、、、

 

その日、サービス精神旺盛な私はこどもたちを喜ばせるために白目と寄り目をやりすぎて、普段使わない目の筋肉の妙な筋肉疲労に気分悪くなりかけたのでありました、、、


おやめなさいって、、、(ーー;)


子どもって、自分たちの中で遊びが流行っちゃったら、ひたすら飽きるまで何度も何度もエンドレスでやり続ける生き物ですよね。


意味がないような事をひたすら反復してやります。


私もそんな無意味な遊びをたくさんしました。


昔、ある日の私も一日中部屋の中で、両手を広げながら友達とずっとぐるぐる無言で回ってました(^_^;)

だんだん目が回ってバランスを崩して床に仰向けになって、ぐるんぐるんになった感覚を楽しむってことを何度も何度も感覚がもどったらまたやるという、そんな遊びだったんですけどね。。


だから、エンドレスで楽しむっていうのがわからんでもないので、子どもに付き合う時はトコトンこちらも夢中でやってしまいます。


…しかし、


…白目はもうしばし、いっかな、、、

(^_^;)

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ゆめ・まぼろし

私のブログのタイトルについて若干突っ込みを入れたい人がきっといらっしゃるのではと勝手に思いまして、今日はタイトルについてちょろっと書いておこうかと思います。

このブログのタイトルは『いいゆめ・ゆし・きぶん。』とつけております。

きっとみなさん、某テレビ局の旅番組『いい旅、ゆ○気分』のタイトルのパクリだなとクスッとなさっていることでしょう。


はい。その通りです!


ええ、ええ、若干もじりました。もじりましたとも!(あっさり白状)

いや、なかなかいいタイトルだとおもうのです。あの番組みてるだけでちょこっと旅した気になってなんだかほのぼのしますし、ちょっと休んで温泉でもつかるかなんて肩の力抜いて旅したくなりますしね。まさに『いい旅、ゆめ○ぶん』だと思います。

たまには雑多な日常を忘れ知らない土地にふらり旅にでて、非日常的な夢のようなひとときを味わう。。

そんな気分で見てもらえたら嬉しいなという意味もあります。


「ゆめ」


夢といえば、昔、国語の授業で習った、ある漢詩を時々ふと思い出します。

荘子の『胡蝶の夢』です。

中国、戦国時代の思想家、荘周が夢をみて、夢の中で蝶となりひらひらと飛んで大いに楽しんでいたところ目が覚める。果たして自分が蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶のみている夢なのか…

という内容の有名な説話です。

「蝶」「夢」

学生の頃の私にはなぞなぞみたいなつかみどころのない不思議で儚く美しい世界観が印象的でした。

今も唯一覚えている漢詩です。
そしてとても好きな漢詩です。

「現実がホントなのか、
夢がホントなのか、区別がつかない」
「人生の儚さ」
そんなことの例えだったと思います。

仏教用語に「夢幻泡影」という言葉があります。人生は夢や幻、泡や影のように儚いものであるという意味ですが、人の一生はシャボン玉のようにきれいな泡がふわっと現れパチッと弾けて消えるようにホントにあっという間の出来事なのかもしれませんね。

時々ふと、「あれ?この間、お父さんと手をつないでスケートリンクで一緒に夢中で滑って楽しんでたよな(6才)」とか「あれ?この間、北海道の裏山で夢中になって魚とってたのにな(小3)」とかとか突然ついさっきの出来事のように思い出す事があります。

過去はいつの間にか凝縮編集され、まるで一晩の眠りにみた夢の如くになってしまうなら、きっと、今この瞬間もいつかそんな風に夢のような出来事としてふと思い出すのでしょうかね。

どうせみる一瞬の夢ならいい夢みたいし、私のみる夢は結局のところ私の気分次第。


…はい、戻ってまいりました。


というわけで、「所詮このブログは私のみている私の気分のゆめまぼろしです」という意味もタイトルにこそっと込めております。

そして、私のゆめを時々あなたのゆめのなかでみて楽しんでもらえたら愉快愉快。


ははは(^ ^)


一緒にいいゆめみてもらえますよう、コツコツ励みます。これからもどうぞよろしくお願いします。

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雪を想う

*朝から今日は11月だというのに雪〜!胸がときめきます(*´∇`*)

そんなわけで、2016年1月、年始に書いた文章をアップします。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一昨日、大雪が降りました!


数日前の春の様な陽気がウソだったように朝眼を覚ましたら一面の銀世界。


私はそれを見て小躍り!
「長靴用意して新雪にサクサク足跡つけながら出かけるぞ~♪」と朝からときめいてました。


一方で、雪にめっぽう弱い首都圏…


その日は交通機関が完全麻痺状態…
朝の地下鉄は他の運転見合わせの路線から乗り換えてきた人やらダイヤの乱れやらで大混雑…


でも、毎度毎度思うのですが、日本人はエライ!雪だろーが嵐だろーが地震の翌日だろーが、頑張って早起きしてでも出勤するものね。


自分も含め!(笑)


結局、雪はすぐ雨に変わり…

雪溶け翌朝の残雪による路面の凍結の方が、結構厄介なんですよね~。


朝の通勤通学時の老若男女たちが、足もとを気にかけながらソロ~リソロ~リ、うっかりスッテーンといかないように恐る恐る歩幅を縮めて歩く姿がなんとも可笑しい光景で。


そうそう、付け入る隙のない程全身カッコよくきめたビジネスマン風の男性が、ヒヤッとしながら歩幅を縮めヨチヨチ歩きする姿がなんともカッコ悪くって!


その急変ぶりが可笑しく、思わず和んじゃいました(^ ^)


普段みられない完璧が崩れさる瞬間(笑)


そういう時、一瞬のカッコ悪さの中に素の姿を垣間見れて、何故だかぐっとその人に近づけた様で嬉しくなっちゃいます(笑)


そんな姿があちらこちらで露呈してしまう雪の日。


だから、私は雪の日はやたらニヤニヤしながら歩いてます( ̄▽ ̄)


首都圏の降雪は非常事みたいなものだからでしょうけど、雪って普段は見えないものをその真っ白さで浮き上がらせるみたいにハッキリみせてくれるようなマジカルな作用があるのかもしれませんね~。


私は小さい頃、北海道に住んでいたので雪には多少は慣れていますが、都心と北海道では雪の質が全く違います。


都心の水分量が多いベチャ雪とは違って北海道はサラサラしてます。降雪が突発的ってわけでもないし、数ヶ月間降り積もった雪が溶けず、雪の中の日々が続きますし。だから、寒さ対策としての家の構造も、服装も、生活様式も全然違いました。


思えば生まれて以降、私が「雪」をハッキリ認識した瞬間は、8歳の時だったかもしれません。

 

小2の春休み。

父と次女の姉と私とマルチーズのチャッピー、3人と一匹でトラックで引っ越しをした時のこと。

夜明け前、飛行機で別々に移動する母と長女の姉が見送る中、父が運転するトラックの助手席に乗り込んで、住み慣れた団地を後に北海道に向けて出発しました。

トラックはフェリーに乗るため八戸に向けて東北道をまっしぐら、丸一日かけて走り続けて、真夜中に八戸到着。

大揺れのカーフェリーの船中で一晩すごし、ウトウト眠りにおちている間に海を越え、北海道に渡っていました。ようやく苫小牧に辿り着いてフェリーを降りると、朝一の北海道は一面に広がる銀世界。

 

その時の驚きと感動は未だに忘れられません!


こんなに雪深い世界は生まれて初めてでしたから。朝日に照らされたモコモコの真っ白な雪がキラキラキラキラ光っていて、眩しくって、外は気持ちが良いくらい空気が凜と澄んでて、雪は冷たく粉みたいにサラサラして。


こんな綺麗な世界が存在してるんだなぁと。


春とはいえ、北海道は雪解け前でしたからね。目の前の別世界に「これからここで暮らすんだ!」とワクワクしたものです。


そんな風に雪と出会ったせいかどうかわかりませんが、私は雪が”理屈抜きに”大好きなのです。


出会い方のインパクトがあったからかもしれませんし、もしかしたら無意識に、父の故郷だからかもしれません。


雪は綺麗だけれど怖いものでもありました。激しく吹雪いた時や降り止まずいつまでも積もる時などは命の危険さえ感じるくらい、雪はいとも簡単に世界を真っ白に埋め尽くしました。


一方で、あたたかくもありました。
北海道の冬のお家の中はとてもポカポカです。家のストーブを途切れることなくずっと焚き続けているからでしょう。寒さが厳しいので夜も火を切らさないのです。

周りを雪に閉じ込められることで、一層、暖をとり暖め合おうとするかのようで、どのお家に行ってもストーブに灯された火の温もりがホントに心地よかった。


雪深く自然に囲まれた北海道での暮らし。一番のびのびしていたかもしれないなぁ。


子ども時代の自分にとってはまるで夢の世界のように楽しかったですが、一方で、親にとっては厳しい現実だったようです。


そんな北海道での暮らしはまさに夢のように短く、再び本州へと引っ越してしまいましたが。


それにしても雪。


もうそろそろ溶けて、またいつものような日々に戻ってしまうなぁ。


それでもきっと、懲りずにまた雪が降るのを待ち望んでしまう私でしょう。


ベチャ雪でもどうやら雪は嫌いになれそうにありませんね。


( ´ ー ` )

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日本人の鍋とインド人のカレー

だんだんと、寒くなってきましたね。

 

ちょうど、風邪やらインフルエンザやら、流行病が世を席巻する時期になりましたし、要らん流行りに乗らないためにも、こんな時は、暴飲暴食をなるべく控えて、栄養バランスのとれたあったかい食べ物を食べるに限りますね。

 

と、なると、やっぱり鍋でしょう!

 

我が家でも、流行り好きな母が、早速、風邪をひいたこともあり、連日、鍋が続いております。

 

まぁ、母の体調を理由にしてますが、単に作るのが楽だから鍋にしているだけなんですけどね。

 

鍋は本当に楽です!(力を込めて!)

 

あの丸っこい土鍋の中に、具材を切って放り込んで煮るだけですし、各自勝手にとって食べればいいし、取り分け合って食べるとなんか嬉しいし仲良しになれるし、あったまるし、洗い物も少なくて済むし、しかも一気に色々な素材を食べられるし、さっぱりしてるし、ホントに素晴らすぃー料理だと思います!

 

考えた人、ちょー天才。

 

さすがに同じ鍋がしょっちゅう続くと飽きますけど、鍋は、わりと、バリエーション豊富な食べ物なので、工夫次第では意外と連日続いてもいけるかも?なんて、思ってみたり。思いたくなったり。

 

水炊き、寄せ鍋、しゃぶしゃぶ、ちゃんこ鍋、桜鍋、深川鍋、ふぐ鍋、もつ鍋、あんこう鍋、きりたんぽ鍋、石狩鍋、トマト鍋、豆乳鍋、キムチ鍋、チーズ鍋、餃子鍋、、、

 

まだまだあります。

こんなにも種類豊富なんです。そういや、おでんも鍋なんですよね。

 

ちなみに、我が家はもっぱら水炊き派。

大抵、白菜・長ネギ・椎茸・しらたき・牡蠣・豆腐・鶏もも肉・鱈 を入れます。

あと、おでん、キムチ鍋、常夜鍋、きりたんぽ鍋が多いですね。常夜鍋が特に大好きなんですが、今はまだ、ほうれん草が高いので食べてません。早くほうれん草安くならないかな。

 

鍋アート的なものも流行りましたよね。

大根おろしで動物象って鍋に入れたりとか。ああいう楽しみ方も鍋にはあるから、鍋の世界は追求すればなかなか楽しいかもしれない…

 

きっと、連日鍋でも、色んなバリエーションを日替わりにすれば、「また鍋なの〜?」なんて、言わせないかもしれません。いつもと変わらない丸い土鍋の蓋を開ければ、見える鍋景色が毎度違うんですから。

 

蓋を開けたら、大根おろしのクマなんかが登場しちゃった日にゃ、きっとみんな、大喜びでしょう!まさに鍋マジック!

 

そうか、鍋は蓋があるからいいんだな。

開けた時のあのトキメキ…

しかも、丸の中にぎゅっと世界が凝縮しているのだものね…

 

鍋のバリエーションを自在に楽しめるようになったら、きっと、インド人のカレーみたいな認識に鍋が変わるかもしれませんね。

 

日本人からしたら、インド人は毎日毎食カレーしか食べてないように思えるけど、カレーというジャンルの、野菜料理、豆料理、肉料理、、って感じで、インド人にしてみたら、全部違う料理っていう認識なんですよね。

 

そんな感じで、インド人のカレー的に鍋料理が認識される日も近いかもしれません。(…大袈裟な。単に長ったらしい不精者の言い訳なのにね)

 

ちなみに、私はカレーが大好物です。

カレーなら毎週食べても飽きないです。

でも、インド人レベルで毎日食べるのはきっと無理だろうから、やっぱり、連日の鍋は飽きるなと、早々に気づきました。(はやっ)

 

よく考えたら、日本は和洋中、なんでもござれな国なんですものね。米もあれば、パンもあるし、うどん・蕎麦・パスタと、主食の守備範囲だけでもこんなにも広いですし。

そして、こんなに食事のバラエティーに富んだ国ってないんじゃないかな?ってくらい、色んな国の料理がフツーにどこでも食べられるし、家庭の食卓でも、和食以外の食事がフツーに定着してますしね。

 

そう考えると、日本の主婦って、実は凄腕シェフなのかもな…

 

折角なんで、和洋中、色んな料理を作って食べられる食文化豊かな日本に生まれし女子としては、時々、いや、しょっちゅう、鍋料理で程よく手抜きしつつ(笑)、色んな料理を作れる凄腕シェフを目指して、今日もせっせとご飯作りを楽しもうと、結局はこんな風に思うのでありました。

 

ただし、凄腕シェフになれるかどうかは、どうか期待しないでください。